天体フォトギャラリー
私は子供のころから、宇宙に憧れを抱いていました。大学勤務時代に天体望遠鏡を購入しましたが、睡眠を削って仕事をしている状況では望遠鏡をのぞく余裕もなくておりました。最近になり、撮影機材が手に入りやすくなったこともあり、天体写真の撮影を始めました。その成果を少しずつ紹介して参ります。
なお、フォトギャラリーのNo7の後は、院長ブログの天体写真に載せてありますので、引き続きご覧下さい。
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- 7月2日の未明に撮影した土星です。気流が安定していたため、綺麗な写真を撮ることが出来ました。
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- 同じく、7月2日の未明に撮影した木星です。中央やや下に、木星のトレードマークである大赤斑が見えます。表面の模様も複雑で神秘的です。大赤斑の右側やや下に白い小さな円盤像が見えますが、木星の表面を横切っているガリレオ衛星の一つ、エウロパです。
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- 白鳥座の右の羽根に相当する部分の近くにある、散光星雲です。これは爆発した星の残骸(ガス)が1万年ほどかかって(諸説あります)現在の場所まで広がったと考えられています。赤と緑のガスの色のコントラストが綺麗です。この辺りは天の川にかかっているので、背景に沢山の星が見え、美しさが一層際立っています。
随分さぼってしまいましたが、天体写真を追加いたします。2022年10月2日に撮影したものです。4は木星、5は火星、6は天王星です。これら3枚は同じ倍率で撮影し、縮尺も同じです。
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- 木星は前回の写真同様、大赤斑が見えています。木星は写真の左から右に向かって自転しています。10時間ほどで一周するので、大赤斑は1時間みていると大きく右に移動します。
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- 火星は木星と比較するとかなり小さいのが分かります。今回の接近では12月1日に地球に最も近づきましたので、その頃はこの写真より1.5倍くらい大きくなっていたはずです。表面の模様が見えていますが、今回の接近では、最接近が冬にかかってしまい、気流が悪い日が多いのであまり写真を撮りませんでした。今回は大きさの比較のためにご紹介しています。模様の説明など、あとで整理して追加いたします。
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- 天王星はさらに小さく、模様が殆どなくて、ただ青緑色に見える、ある意味つまらない対象です。火星と比べてもかなり小さいのが分かります。
この天王星の直径を1とすると、5の写真の火星は3.2倍ほど、4の木星は13.5倍ほどあります。
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- 少し露出を長くして天王星の衛星(月)を写したものです。天王星本体は露出オーバーで真っ白くなってしまっていますが、その周囲に見えている小さな星が天王星の衛星です。尚、縮尺は4~6の三枚の写真より拡大してあります。