乳がん検診について

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乳がん検診について

乳がん検診(自治体で行う対策型検診)の目的は、その集団の乳癌死亡率を下げることにあります。
それが証明されている検査法はマンモグラフィだけであることから、市町村の乳がん検診はマンモグラフィで行われているのです。
以前行われていた「触診」は、市町村の検診では用いられなくなりました。

一方で、ドック検診などの任意型検診では、受診者が方法を選択することが出来ます。
当院では、マンモグラフィ検診の他に、エコー(超音波検診)、視触診による検診を設定しています。特に超音波検査は、小さなしこりを見つけるのに優れた検査法です。

症状のある方は健康保険を用いた保険診療が受けられますので、検診を受けずに診察の予約をお取りください。

乳がん検診には、
対策型」と「任意型」の
2種類があります。

対策型(例:福島市乳がん検診)

対象 40歳以上の無症状の女性
受診間隔・時期 2年に一回、6月から12月など
検査方法 マンモグラフィ
40歳代は2方向、50歳以上は1方向
費用 自治体からの補助あり

任意型(例:人間ドック)

対象 年齢制限はない。無症状の女性
受診間隔・時期 随時、一年中可能
検査方法 マンモグラフィ、エコー(超音波)、MRIなど
施設により特徴あり
(当院ではマンモグラフィ、エコーを行うことができます)
費用 原則、全額自費負担

対策型、任意型の検診の特徴について詳しく知りたい方はこちら(日本対がん協会のHPより引用)

マンモグラフィ

乳房を技師の手で広げ、その広げた乳房を圧迫板で抑えるX線検査です。乳房の厚みを平らにすることで、内部を鮮明に映し出すことができます。
NPO法人乳がん検診精度管理中央機構の認定を受けた技師が撮影します。

マンモグラフィ

エコー(超音波)検査

乳房に特殊な装置をあてて、超音波で乳房の断面を見ることが出来ます。
X線検査のような被曝はなく、痛みもありません。
検診年齢前の女性は乳腺組織が発達しており、マンモグラフィでは所見が分かりにくく、エコー(超音波)検査がおすすめです。
検診としてエコー(超音波)検査を受けたい方は自費での検査になります。

エコー検査

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診療科目:乳腺外科
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